こんにちは!
公認テニスパフォーマンススペシャリストのNaoです!
今回はタイトルにもある通り、テニスの競技力向上を後押ししてくれる可能性の高いサプリメント。
BEST 3をご紹介していきます。
今回ご紹介するサプリメントは現役で活躍する多くのプロテニスプレイヤーが使用しており、
私自身も実際に使用して効果が実感できたものとなっております。
普段からハードにトレーニングや練習を行っているプレイヤー程、大きく効果を実感できると思いますので、
是非参考にしていただければと思います!
それでは参ります!
クレアチン
これは正直一般テニスプレイヤーの方々はあまり聞き馴染みのないサプリメントかもしれませんが…
トレーニング業界ではかなりメジャーどころのサプリメントでして、最も効果が期待できるサプリメントの1つです。
ではこのサプリメントがどういった効果を体にもたらしてくれるのかというと…
簡単に言えば筋肉が使用したエネルギー源を素早く再生させ、もう一度筋肉のエネルギー源として活用できるようになるための手助けをしてくれる物質です。
なので、通常であれば激しい運動でエネルギー切れを起こした筋肉は機能がガクッと低下するところ、
クレアチンの力でエネルギーが瞬時に再生され、通常よりも長く激しい運動を継続することができる様になるのです。
そのため、テニスにおいては以下の様な効果が期待できます。
- 長いラリー中にでバテにくくなる
- ポイント間の回復力が向上する
- 試合後半でもパフォーマンスが下がりにくくなる
とまあ、主に持久力の向上が期待できるサプリメントという形です。
なので試合にだけ有効なのかと、そう思ってしまう方もいると思いますが…
実際は試合に合わせての摂取もそうですが、普段の練習やトレーニン時にこそ上手く活用してほしいです。
というのは持久力が向上するということは、すなわち質の良い練習が長く行えるようになるということです。
また、最近の研究ではクレアチンは筋肉だけでなく、脳の機能にも良い影響を及ぼすということが言われ始めており、集中力や認知機能の低下を抑えるといった効果も確認されています。
そのため、クレアチンは心身共にサポートしてくれるアスリートの力強い味方となりえるのです。
ただし、現状1時間の練習が限界な人が、クレアチンの摂取でいきなり2時間練習が可能になるなど、
そこまでの劇的な変化が起きるわけで残念ながらありません。
クレアチンに限らずサプリメントは所詮サプリメントなので多少の補助ほしてくれるくらいの物です。
ただし、その毎回の少しの差が長期的に見れば圧倒的な差を生むのです。
摂取における注意点
クレアチンはサプリメントの中でも最も多くの研究がなされている物の1つです。
そのため多くのデータがそろっており、その安全性も基本的には問題ありません。
なので健常者が摂取量の目安を超えた量を摂取しない限り科学的根拠に基づけば安全であり、それを完全に否定できる程の科学的なデータは知る限り存在していません。
ただし、クレアチンに限らずどんなものでもそうですが、摂取しすぎれば有害となります。
また、何らかの持病をお持ちだったりする方も摂取を避けた方が良い場合があります。
そのため、心配な方は摂取を始める前に一度医師にご相談した上で使用を始めることをお勧めいたします。
鉄分
これは誰でも聞いたことがありますよね!?
いや、むしろ鉄分なんて字をみて正直がっかりしたという方が多いのではないかと思います。
しかし恐れながら申し上げます。
あなたは鉄分の持つ働きやその可能性を理解できていません!
鉄分は生きていくために必要であるのはもちろんのこと、スポーツのパフォーマンス維持、そして向上させるために必要不可欠な栄養であるとここに断言いたします。
まず鉄分のメジャーな役割というとやはり赤血球の中のヘモグロビンを作るために必要であるという点です。
赤血球は血中で酸素を運搬し全身の細胞に届けるという役割を担っています。
そのため、鉄分が不足すればおのずとヘモグロビン、そして赤血球が不足することとなり、いわゆる貧血状態となります。
私の知る限り多くのアスリート、特に女性アスリートがこの貧血の症状に悩まされています。
まあ女性アスリートに貧血が多いのは女性特有の生理現象が関連しているわけですが、男性にも多いというのはどういうことなのかというと、まず主に以下の2つの理由が挙げられます。
発汗と共に体外に排出されている
まず1つ目から説明、というか文章の意味そのままですが…
鉄分は汗と共に体外に排出されていきます!
もちろん汗がしょっぱいと感じたことがある人は多いと思うので、
汗の中には何かが含まれていることは経験上ご存知の方も多いとは思います。
ただ鉄分が出ていっているという事実は少し以外ではありませんでしたか?
とはいえ普通の人が一日にかく汗の量であれば、大した量はでていきません。
ただし、高いレベルでテニスの練習やトレーニングを行う競技者クラスの方や汗をかきやすい人は要注意です。
テニスに限らずですが、多い人では1時間に3ℓ以上の汗をかくというデータもあります。
そして、そこまでの発汗量となってくれば体外へでていく鉄分の量もバカにはできません。
そういった事もあり、発汗量が多い方は鉄分が不足するリスクが上昇するということは覚えておきましょう。
足裏で赤血球が破壊されている
次に2つ目の足裏で赤血球が破壊されるという何とも物騒な話についてですが…
実際にこれは体の中、もとい足の裏で起こっているのです!
なぜこんなことが起きるのかというと、脚の裏にかかる衝撃などが原因となっておこります。
主にジャンプ等の着地の際に足裏にに体重の何倍もの圧がかかってきた際に起こります。
もちろんたった数回では大した影響はありません。
ただ、そういった動作が繰り返されることによって少しづつ赤血球が破壊されていき、
結果として酸素を運搬する赤血球の数が減少していってしまうのです。
もちろん破壊された分を補充するべく、体は赤血球を生成しています。
ただその際に鉄分が不足するとやはり結果として貧血が起こってしまうので、
十分な鉄分の摂取が必要不可欠となるのです。
摂取方法
もちろん他の栄養素同様に、食事から摂取していくのがベストです。
肉や魚などの食品からはもちろん、調理の際に鉄鍋を使用するなどの方法でも摂取することは可能です。
ただし今回は一応サプリメントの紹介ということでやっておりますので、それを踏まえた上での情報を書きますと…
ヘム鉄という種類を摂取するのがおススメで、理由は吸収率が圧倒的に早いためです。
以下の画像の様な形でヘム鉄と普通に表記されているのでそれを選ぶようにしましょう。
もちろんなんでも多めに摂取すれば良いというわけではなく、鉄分も摂取しすぎは体に毒です。
なのできちんとバランスの良い食事を意識しつつ、サプリメントで少々補うくらいの意識で、
この鉄分のサプリメントとも付き合っていってほしいと思います。
カフェイン
これはサプリメントとして摂取しているかどうかは別として、大変聞き馴染みのある名前ですよね?
毎日飲むコーヒーやお茶にも入っていますし、人によっては愛飲しているであろうエナジードリンク。
それらにもカフェインはもちろん含まれています!
ただ、このカフェインをスポーツのために摂取すると考えたことは今までありましたか?
実はカフェインは2000年代の初頭まではスポーツ界では禁止薬物として扱われており、
スポーツ選手が競技力向上を目的として摂取してはいけないものの1つでした。
しかしな現在ではその枠から外れ、スポーツの世界でも最も多く活用されている栄養の1つとなっています。
もちろんその理由としては、その効果の大きさにあります。
では実際にテニスにおいてどういった効果が確認されているのかというと以下の通りです。
- サーブの正確性向上
- ストロークの正確性向上
- 集中力の向上
- 反射速度の向上
- パワーの向上
- 持久力の向上
いかがですか?正直カフェインの効果に驚きを隠せないのではないでしょうか?
試合に勝つために必要なほとんどすべての能力が向上するといっても過言ではありません。
しいて言うならば、あとはメンタルまで強化してくれれば言うことはありません!
もちろん、こういった効果が期待できるといっても過度な期待は禁物。
いままで入ったことがないような球がバンバン入るようになったり、
サーブのスピードが目に見えて向上したりなど、そこまでの効果はさすがにでてきません。
あくまでもほんの少しのアシストです。
ただし、そのほんの少しの差が勝敗を分けるのもまた事実。
なので上手く使用すれば力強い味方になってくれることでしょう。
摂取における注意点
これは多くの栄養、いやもしかしたら全ての栄養にいえることかもしれませんが…
摂取しすぎれば体に有害よなりますし、場合に寄っては死に至ります。
実際に海外ではカフェインを短時間に大量に摂取したことによっての死亡事故等もあります。
もちろんそんなケースはまれですし、普通であれば起こりませんが…
その他にも小さいながらネガティブな効果があらわれる人もいます。
実際に私がそのひとりなのですが、カフェインを摂取するとトイレが近くなります。
まあ要するに利尿作用があるため、尿がでやすくなるのです。
そのため体が脱水しやすくなるので、夏場の様に大量に汗をかく季節は注意が必要です。
他にも気分が少し悪くなってしまったり、精神面でもいくつかネガティブな効果が現れる人もいる様です。
なので、摂取する際はしっかりと摂取するリスクもしっかりと把握することが大切です。
その上で摂取量をしっかりと守ったうえで活用する様にしましょう。
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