こんにちは、Performance SpecialistのNaoです!
本日は多くのテニスのトッププロが使用しているとされているサプリメントであるクレアチンについて簡潔にご紹介していきたいと思います!
写真に写るこの選手、テニス好きならば当然知っていると思われます。
そうですね、カルロス・アルカラス選手です。
その圧倒的なフィジカルをもってして若くして世界のトップにまで上り詰めた世界のアルカラス。
その選手が画像のなかで摂取しようとしている謎の白い粉…
何を隠そう今回のトピックであるクレアチンです。
世界のトッププロの多くはこうしてサプリメントを上手く使用してその圧倒的なパフォーマンスの維持や向上に日々勤しんでいるのです。
もちろんサプリメントはあくまでも通常の食事から摂取できない量を補助的な目的で摂取するというのが大前提ではあります…
ただ、現実的な話としてこちらのクレアチンをテニス選手のパフォーマンスが向上するまでに食事から摂取するのはかなり難しいので、今回は例外的にサプリメントから摂取することをお勧めしています。
それでは早速始めていきましょう!
筋肉への影響
クレアチンは正直、一般のテニス愛好家の方々にはあまりなじみがないサプリメントかもしれませんが…
実際にトッププロの使用率はかなり高いとされており、もちろんテニス以外のプロアスリートも多く使用しているサプリメントの1つです。
また非常に多くの研究がなされているサプリメントであるため、基本的にバカげた量を摂取しない限りは安全に使用してもらえるモノとなるので個人的にはかなりオススメのサプリメントです。
それでは具体的に摂取することで得られる効能についてご紹介していきます。
筋力向上
まず挙げられるのが筋力の上です。
もちろん筋力が向上するといっても飲んだだけでモリモリと筋肉がついてくるといったものではありません。
クレアチンの役割は筋肉のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)の再生をサポートすることにあります。
そのため、短時間のうちに行われる高強度の運動時に筋肉が発揮できる力が増加し、最大筋力が向上します。
例えば、普段は100kgの重量を5回しか扱うことができない人がクレアチンを摂取してその効能をえることで通常よりも多くの回数である6回あげることができたりするため、トレーニングの効率が向上し、結果として筋力の向上に役立つといった形です。
なのでトレーニングや練習の効率があがることで、結果として筋力が向上しやすくなっていく形となります。
※通常100kgの重さしか上げられなかった方が、120㎏を持ち上げられるようになったりということではないのでそこは注意が必要です。
筋持久力の向上
お次は持久力についてです!
クレアチンは、短時間で繰り返される高強度の運動において、筋疲労の蓄積を遅らせることが報告されています。
そのため、短期間で高い強度のトレーニングを高いクオリティで行えるようになるとされてます。
クレアチンは前述している様に筋肉のエネルギー源であるATPを素早く再生させる役割を担っており、短時間に内に行われる高強度トレーニングの効率を上げることもそうですが、疲労の原因の一つとされている酸性物質の合成を低減し、筋内が酸性に傾き筋疲労を防いでくれる役割を果たしてくれます。
ただし、マラソンなどの長時間行われる運動においての効果はあまり期待はできないとされております。
なので比較的短い時間に行われる、高強度のトレーニングでの効果が高いといった形となります。
そのため、テニスの動きでいえば激しいラリーの際などに感じる疲労が軽減され、ポイントが終わるまで力を出し切る手助けとなる可能性が高いです。
筋肥大
最後が筋肥大ですが…
クレアチンは筋細胞内に水分を蓄えることで細胞が膨張し筋肥大につながるとされています。
また、クレアチンが筋力や筋持久力を向上させることで、より高い強度のトレーニングが可能となり、結果として筋肥大に効果があるとされています。
筋肥大というと、テニスプレイヤーの方はそこまで興味がないかもしれません(笑)
ただし、筋肉が大きくなるということはある程度比例して筋力が向上するということであり、またある程度大きな筋肉であった方が体の関節などを守る際には都合がよいので、怪我の予防にも効果を発揮してくれます!
そしてなによりも、肥大するといってもボディビルダーの様な筋肉になるわけではまったくありません。
ああいった筋肉はそのためのトレーニングをそれこそ必死になって繰り返して初めて手に入れられるものです。
なので一般のテニスプレイヤーがそもそも心配するようなことではありませんのでご安心を(笑)
脳への影響
ここまで筋肉への影響をご紹介してきましたが、実はクレアチンは、筋肉エネルギーに影響するだけでなく、脳の機能にもいくつかの影響があるとされています。
以下に、代表的なクレアチンの脳への効果についていくつかまたご紹介させていただきます。
認知機能の向上
一部の研究では、クレアチンが認知機能を向上させることが示されています。特に、短期記憶や情報処理速度が改善される可能性があります。
テニスは多くの情報を瞬時に判断して複雑な動きをこなす必要があるスポーツです。
先にご紹介した疲労の軽減効果と相まってのパフォーマンスの向上も期待できるため普段テニス中に上手く集中できないといった方にはピッタリかもしれません。
疲労感の軽減
クレアチンは、脳のエネルギー代謝をサポートすることで、疲労感を軽減する効果があるとされています。
これは、特に睡眠不足やストレスの影響を受ける認知機能に対して効果的とされています。
また、ストレスへの耐性も高める効果があると報告されており、これによってストレス状況下での認知機能低下を抑制する効果も期待できます。
激しいトレーニングやプレイで心身ともに体は激しいダメージを受けます。
そのためクレアチンを摂取することでそういったストレスの軽減が期待できるため身体のパフォーマンスの向上解いた形とはまた違った方法でプレイのサポート効果を担ってくれます。
どちらかと言えばリカバリー時に大きな効果を発揮してくれる形ですね!
抗酸化作用
クレアチンは抗酸化作用を持っているとされており、細胞のダメージを受けやすい神経細胞を保護する効果があるとされています。
そのため、こちらもどちらかと言えばパフォーマンスの向上というよりもリカバリーよりの効能になります。
激しい運動によって生じる活性酸素は細胞への大きなダメージ要因です。
とはいえ、この活性酸素は運動をすることでどうやっても発生する物なので激しい練習やトレーニングをするプレイヤーにとっては発生させないことよりもどうやってそのダメージを軽減するかが焦点となってきます。
そんな時にクレアチンの様に抗酸化作用を持った物質をしっかりと摂取することで運動後のスムーズな回復を促すことが可能となります。
もちろん抗酸化作用を持ったものはクレアチンだけではありませんのでこの効能があるといった理由のみでクレアチンを摂取する必要はないと思います。
ただ、これまでにご紹介した様々な効能と合わせ、さらに抗酸化作用の働きもするといったことを加味すればやはりクレアチンの優秀さは頭一つ出ていると言っても過言ではありませんので使用を検討しても良いとは思います。
最後に
いかがでしたか?
クレアチンという物質が体に及ぼす大きな効能を少しでも覚えていただけていれば幸いです。
とはいえもちろんこれはサプリメント。
クレアチンは肉や魚などからももちろん摂取することはできるため、サプリメントからしか摂取できないわけではけっしてありません。
ただし、運動能力へのアシストなどはある程度の量が必要となってきまして、普段の食事からだけでは中々そこまでの量を摂取することは困難です。
そのため、サプリメントからの摂取が簡単でかつ容量を正しく守っていただければ安全に摂取していただけるためオススメという形です。
もちろん、この効能は人によって感じ方に違いが出てきたり、体のコンディションによっては摂取を控えていただかなければいけない方もいらっしゃいます。
そのため、何か心配がおありでしたら使用を開始される前に念のため専門の医師の方にご相談をしてから摂取を始めることをお勧めいたします。
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